第1条(目的)
「住空間ecoデザインコンペティション Real Size Thinking」(以下「当コンペ」)は、建築・環境・デザイン系の大学や大学院、専門学校の参画のもと、日本の住生活に対する問題意識を高め、今後の住空間のあり方を探るとともに、その質をより良いものとする為の具体的な方法を模索することを目的とする。また、産学の連携と、大学間での学生の交流を図ることで、若きデザイナーの育成を目指す。
第2条(概要)
当コンペは参加者の教育に重きを置くとともに、作品の実現可能性を検証するため、リアルサイズでの検討や学生によるプレゼンテーション、コメントセッションを取り入れ、3回の本審査と展示会で構成される。
第3条(組織)
当コンペの実行組織は、運営委員会・幹事会・協賛企業・審査委員会・事務局から構成される。
- 1.運営委員会:幹事会・協賛企業・事務局からなる。
幹事会は関東、関西の2部会を持つが、合同で幹事長・副幹事長を置く。
副幹事長は幹事長を補佐し、幹事長に事故があった場合等は代理を務める。
運営アドバイザーとして運営委員会顧問:喜多俊之(大阪芸術大学 芸術学部デザイン学科 教授)を置く。
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2.幹事会:幹事会は運営委員会を代表して活動し、円滑な運営・推進に務める。
下記メンバーにて構成される。
【関西部会/幹事】 幹事長 池上 俊郎(関西学院大学 総合政策学部 教授) 田口 雅一(大阪芸術大学 芸術学部 建築学科 教授) 監査役 山口 隆(大阪産業大学大学院 工学研究科 教授) 木多 道宏(大阪大学大学院 工学研究科 教授) 【関東部会/幹事】 橋本 潤(多摩美術大学 美術学部 環境デザイン学科 准教授) 副幹事長 清家 剛(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 准教授) 監査役 山中 新太郎(日本大学 理工学部 建築学科 准教授) 伊藤 真一(武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科 教授) ※敬称省略(大学名にて50音順) -
3.協賛企業:協賛企業は住宅産業に関わる住宅、部材、部品、設備、家具などの企業を中心に構成し、審査委員会、運営委員会に参画し当コンペの運営に関わることができる。原則として、各業種より一社の参画を旨とする。協賛金は一口100万円とする。
下記企業より構成される。(予定)
大阪ガス株式会社/クリナップ株式会社/積水ハウス株式会社
他、検討中
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4.サブ協賛企業:本コンペの主旨に協賛する企業で構成し、原則として当コンペの運営には参画しない。協賛金は一口十万円とする。
下記企業より構成される。(予定)
日建学院/パナソニック株式会社 エコソリューションズ社
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5.後援団体:当コンペの主旨に協賛する非営利団体にて構成する。
(団体は未定)
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6.審査委員会:関西・関東それぞれの幹事会によって選出される。
1名の審査委員長と数名の審査委員から成る。
審査委員は幹事会と事務局にて決定し、審査委員会に所属するものとし、審査方法は幹事会と事務局により起案し、審査委員会にて決定する。
又、運営委員会から審査委員の推薦または交代を求める意見があった場合は、幹事会と事務局にて協議し決定する。協賛企業も審査委員会に参加することができる。
下記メンバーより構成される。
【関西部会/審査委員】 福原 成雄(大阪芸術大学 芸術学部 建築学科 教授) 遠藤 秀平(神戸大学大学院 工学研究科 教授) 芦澤 竜一(滋賀県立大学 環境科学部 環境建築デザイン学科 教授) 長町 志穂(LEM空間工房 代表取締役) 審査委員長 伊久 哲夫(積水ハウス株式会社 取締役副社長 技術・環境推進管掌) [協賛企業より数名選出] 【関東部会/審査委員】 曽我部昌史(神奈川大学 工学部 建築学科 教授) 田淵 諭(多摩美術大学 美術学部 環境デザイン学科 教授) 手塚 由比(手塚建築研究所 代表取締役) 柏木 博(武蔵野美術大学 造形学部 教授) 審査委員長 伊久 哲夫(積水ハウス株式会社 取締役副社長 技術・環境推進管掌) [協賛企業より数名選出] ※敬称省略(大学名にて50音順) -
7.事務局:当コンペの運営企画調整・事務及び予算立案とその執行・会計を担う。
運営委員会の一任を得て、事務局は積水ハウス株式会社に置く。
事務局の所在は下記の通りである。
■「住空間ecoデザインコンペティション」総合事務局
〒 531-0076 大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト
積水ハウス株式会社 技術本部
http://www.realsize.jp/
●関西部会事務局
〒531-0071 大阪市北区中津2-8-C-1318 藤田事務所内
FAX 06-7164-1729
Eメール info_west@realsize.jp
【関東部会/事務局】
〒106-0032 東京都港区六本木3-4-2 コープ野村六本木Ⅰ‐204 CITRUS(シトラス)内
FAX 03-3280-3151
Eメール info_east@realsize.jp
第4条(予算とその管理)
予算は協賛企業及びサブ協賛企業からの協賛金による。又、その管理は事務局が実施し、幹事会に監査役を設け会計監査を行う。
第5条(参加の条件)
- 1.Aコース(一般応募・学生の自由応募)の場合は、代表者が事務局に参加登録するものとする。
- 2.Bコース(特別参加・学生の授業やゼミでの取り組み)の場合は、先生もしくは先生の代理人が事務局に参加登録するものとする。
- 3.参加対象者は大学生・大学院生・研究生・専門学生とする。
第6条(申込・作品の提出)
- 1.コンペティション参加申込みの際、書類記載漏れがあった場合や読み取れない場合、又、期限を過ぎての申込みは無効とする。
- 2.作品の提出等でメール送信する際、事務局側にてデータが開かない場合や、文字が読み取れないもの、記名がないもの、又期限を過ぎての提出物は無効とする。
- 3.作品の提出先は事務局とする。
- 4.応募作品は,本人の作品でオリジナルな作品であること。
- 5.他のコンペ等に入選した作品の応募は認められません。
- 6.他のコンペとの同時応募は認められません。
第7条(審査の実施)
- 1.Aコースは、1次審査の前にプレ審査を行い、通過作品に対してコメントセッションを行う。プレ審査は幹事会、協賛企業にて審査を実施。コメントセッションは運営委員会関係者がエスキスチェックを行う。Bコースも希望校のみ運営委員会関係者がエスキスチェックを行う。
- 2.1次審査、2次審査、3次審査については審査委員会にて審査を実施する(A・B両コース共通)
- 3.審査委員は本人の所属する大学の学生を審査することはできない。
- 4.審査委員がやむを得ず審査に参加できない場合は代行を立て審査を実施することができる。但し、原則として同一組織から代理を立てること。
第8条(賞および賞品)
- 1.最優秀賞:1点とし、15万円相当の賞品とする。
- 2.優秀賞:1点とし、5万円相当の賞品とする。
- 3.特別賞:協賛企業は、幹事会の承認の元、特別賞を設定できる。
- 4.原寸大模型制作権:東西各2点のすぐれた作品に対して授与。この計4作品より最優秀賞、優秀賞を選定する。
第9条(原寸大模型について)
- 1.3次審査の原寸大模型制作費用は事務局より提供する。(金額は3次審査入選時に、入選者へ提示。)
- 2.原寸大模型の所有権は本人に帰属するが、使用権は本人と事務局に帰属する。
第10条(成果物の取り扱い)
- 1.応募作品の著作権は学生に帰属する。
- 2.特許出願は事務局が管理し、協賛企業が実行する。
- 3.提出された全ての作品について、特許権は本人に帰属するが、特許使用権は審査結果確定後6ヶ月間協賛企業で共有する。