都市の生物多様性のための日本在来種を用いた部分緑化舗装

兵庫県立大学／本多裕紀

[講評]
本作品は、雑草に対する価値観について考えさえられた内容である。外来帰化植物が日本固有の伝統的草花を死滅させている現状から、ただ単に保護保全するだけでなく、緑化舗装材として活用を計る斬新な提案である。歩車分離によって安全と安心を確保するとともに、ヒートアイランド現象の緩和までをも視野に入れられている。
農村から都市景観に影響を及ぼす日本固有の雑草を用いた雑草都市風景の調査研究をされることを願っています。

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